キラキラ・2
「ほ、ほんとうにするの?!」
「なんや、今さら止めるなんて言わへんよなぁ」
「やぁ…ッ」
死覇装に手をかけ、手際よく脱がし始めた。
抵抗してみるのもも、ギンにしてみればそれは些細なことでしかなく、あっという間に
両腕を捕まれてしまった。
膝の上のギンはニィと意地悪く微笑み、掴んだ両手にちゅうと口付けた。
「ぅ……」
「その気になってきた?」
「………――」
「ん?」
「………ぅん」
うなずくに満足気に口の端を吊り上げ、手の甲に唇を落とした。
ほんのり朱に染めたの顔を覗き込むと今度は唇に口付けてゆく。
「ん…ふぁ…っ」
「けっぱりエエ眺めや」
「も…ちゃんと…」
「アカン、今日はこのまま」
真下から逸らさせることのない視線に恥ずかしくて溜まらず目を瞑った。
「かわええで、…」
「んぁ…っあ!」
緩んだ死覇装の中に手を忍ばせると、の柔らかい胸をやわやわと揉んでゆく。
揉みながら時折胸の突起に手をかければピクンと体は反応した。
不慣れな体制に戸惑いを隠せないに気分をよくし、の腕を引っ張り胸の突起を口に含んでやる。
「あ…っんぁ…ぁぁ」
「その声好きやわ…たまらへん」
「変な…っぁ、こと、言わないでッ…ぁん」
太ももを摩りつつ、だんだんと股に向かわせていく。
たどりついたソコを触るか触らないかな曖昧な指の動きに、もどかしそうに腰をゆらした。
「んんっ…ちゃん…と」
「やらしい動きしてんで…」
「ひゃ…あぁん」
催促するの姿にフフと笑うと、袴の隙間から手を入れ直接の刺激を与てやる。
快楽に素直な体は、今までの行為だけでソコを濡らしていた。
「顔が見れるんはエエけど、ちょっとしにくいわ」
「ぁ…ふぇ?」
膝の上から頭を上げるとの瞼に優しく唇を落とし、向かいあうようにをギンの膝の
上に乗せた。
力を無くした体はギンの思うままにされてゆく。
「よいしょ、ちょっと腰浮かせて」
「ん…」
膝を立て、腰を浮かせるとギンは背中を床に落とした。
「ほな…またいで、自分で入れてみ」
「や…むり…」
瞳を潤ませながら、いやいやと首を振った。
だけど、そんな簡単に許してくれるギンではなく意地悪気に微笑みの頬を
優しく撫ぜてやる。
「大丈夫やから…やってみ」
「ぁ…んん、ぁっあ」
優しい言葉に導かれるようにギンを中に沈めていった。
足が震え中々先に進まない。
「も…無理っ!」
「無理ちゃうやろ?」
優しく頬を撫でるギンは同時に鬼畜的なことを要求してくる。
矛盾だらけのこの男がスキで堪らなくて、つむがれる言葉についつい従ってしまう。
「ん…あぁっ、あ」
「よくできました。今、ご褒美あげるからな」
「え?」
最後まで行き、一息着こうとしたのもつかの間。
下から激しい突き上げが始まってしまった。
「あっ!ん、あぁ…ふぁ、んッ」
「っ…エロい顔やね…ホンマたまらんわ…っ」
「ん、ゃぁ…あ、ぁ」
快楽の波に流されてゆく。
ギンに全てを持って行かれてしまう…微かな意識の中でそう思った。
*あとがき*
ギンちゃん初裏ー……;